特定非営利活動法人みなと研究会
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ハタハタ産卵床の観察2>>


平成17年2月24日に、みなと研究会は東北公益文科大学の皆さんとハタハタの産卵床の引き上げを行いました。



当日は波も穏やかで非常に作業がはかどりました。


引き上げた産卵床はかなり汚れてはいる物の壊れた所も無く、無事役目を果たしていました。

引き上げた後、みんなでブリコの数、ブリコの孵化率を調べました。


網への着生卵の数


杉の枝使用網(杉の枝数13本、網の目は大)

杉の枝への着生卵 51個

網への着生卵   54個

合計      105個

松の枝使用網(松の枝数19本、網の目は小)

松の枝への着生卵 24個

網への着生卵   34個

合計       58個

竹の枝使用網(竹の枝数24本、網の目は小)

竹の枝への着生卵 17個

網への着生卵   12個

合計       29個

網だけ 網の目が大 29個

    網の目が小  3個

合計        27個


全体の卵の合計は219個でした。

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NO1 杉の葉先に付いたブリコ    孵化率

孵化卵      647個    87%

死卵        93個    13%

合計       740個

NO2 杉の根元に付いたブリコ    孵化率

孵化卵      231個    41%

死卵       327個    59%

合計       558個

NO3 網の上に付いたブリコ     孵化率

孵化卵      421個    44%

死卵       542個    56%

合計       963個

NO4 網の下に付いたブリコ     孵化率

孵化卵      334個    27%

死卵       910個    73%

合計      1244個

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今年度の調査で、産卵床には杉の枝を使用し、網は目の粗い物を使ったほうが良いことが分かりました。また、網はもう少し海底から離した方が良いようです。